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築地市場を襲う、次なる問題『ネズミ』 [思ったこと]

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https://www.asagei.com/excerpt/113704

<<築地市場に一万匹は生息する>>
「日本の台所」と呼ばれた築地市場が83年の歴史に幕を閉じましたた。
しかし、10月11日の豊洲新市場の開場を迎えた舞台裏には、トンデモない事態が起きていました。

その主人公は・・・『ネズミ』!!

「豊洲市場は産地・出荷者、そして市場関係者、さらに消費者のみなさんなどすべての関係者の皆様に安心して利用していただける、すなわち安心・安全な市場として開場する条件を整えることができたと、このように考えております」

小池百合子東京都知事(66)が「安全宣言」を発したのは7月31日のこと。だがそれ以降も看過できない問題が勃発していたのです。

「築地市場の広さを考えると、現時点で少なくとも数千匹のネズミが生息していると考えられます。中には『1万匹は下らない』と言う関係者もいます。そのネズミが、閉場に伴い、すみかを追われて大群となって外に出ていく可能性があるのです」

『ねずみ駆除協議会』の矢部辰男会長は警鐘を鳴らします。
その結果、大量のネズミが銀座に拡散し、大パニックをもたらしかねないというのです。

「もっとも懸念されるのは、食中毒の増加です。下水道などの汚い場所を走り回り、体にどんな菌やバクテリアが付着しているかわかりませんからね」(前出・矢部氏)

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http://news.livedoor.com/article/image_detail/15406899/?img_id=18973679

<<東京都もネズミ駆除作戦を敢行>>
東京都は来月16日まで、築地市場のネズミ駆除作戦を敢行しました。
関係者によると、これまで都は5、8、9月に計4回、捕獲作業を行い、1773匹を駆除してきたといいます。

捕獲に使うのは「粘着シート」「ネズミ捕りカゴ」「毒エサ」の3つ。侵入口をふさぎ、これらを場内に張り巡らせることで、ネズミを駆除するというのですが・・・

「クマネズミは用心深くわなにかかりにくい上、殺鼠剤に耐性のある『スーパーラット』となるものもいる」と専門家は話します。

<<増え方もまさにネズミ算>>
加えてネズミは年に5~6回出産し、1回の出産でドブネズミは10匹前後、クマネズミは5匹程度の子を産みます。
生後わずか3か月で繁殖することが可能で、まさに“ねずみ算”的に急増を続けるのです。

「東京都の駆除作戦では焼け石に水。ネズミがわなに引っ掛かるのを待つのではなく、こちらからネズミの巣を特定して、せん滅することが重要だ。米国ではネズミが眠っている日中に、巣の中にドライアイスをぶち込み、発生した二酸化炭素で窒息死させている」(同)

<<毒エサも使って総力戦>>
毒エサの種類も重要だといいます。
今回は即効性のある毒ではネズミが警戒して食べないことを想定し、弱めの「ワルファリン」という薬剤を使っていますが、これにも前出の専門家は異を唱えます。

「少しずつ効果があるので、仲間のネズミが警戒せずにみんなで食べると考えているのでしょうが、その程度の毒性ではスーパーラットには全く効きません。最新技術の毒エサは新薬による調合で、体内出血させて確実に死亡させます。外見上、仲間のネズミも死んでいることが分かりません」

さらに米国の先端技術では、毒エサに発光顔料を混ぜることで、それを食べたネズミのふんが発光し、可視光線でふんを追跡すれば、巣にたどり着くという。やるからには、これくらい徹底しなければなりません。

東京都は築地市場のネズミ駆除のために3500万円の予算を計上していますが、効果はどれほど見込めるでしょうか?
天下の銀座のお膝元です。「とりあえずやっています」程度では済まされません。
東京都の奮闘に期待します=


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