誰も書かなかった葬儀のお話・・『ラブラブ区役所』編

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本日11月11日というのは

『チーズの日』
『鮭の日』
『ラ・フランスの日』
『ポッキーの日』
『サッカーの日』
『麺の日』
『くつ下の日』
『電池の日』・・・

と、ほかにもいろいろ有るそうでございます。

私の仲間がそんな日によりによって、区役所に火葬許可証を申請しに（通称：火取り）いった話です。

医師が発行する「死亡診断書」と印鑑を持って、所定の用紙に書き込みをして手続きをします。
向かう窓口は市民課や区民課の“戸籍係”です。問題がなければ約30〜40分ほどで発行が済みます。

土日と祝日は、区役所は夜間窓口しかやっていません。
あとで何か不備があるとまた役所に出向かないとなので、私などは出来る限り平日の窓口で申請しようと思います。

今回は火葬場側から
「友引の関係があるので、今日じゅうに提出して下さい」
と言われたようで、仲間は担当の区役所へ行きました。

すると日曜日にもかかわらず、役所がとても混んでいたのです。夜間窓口は大体おじさんが１人か２人で対応するのですが、そこに行列が出来ています。しかもカップルばかり・・

そこでその同僚ははたと気づきました。
「今日は11月11日で、いい日いい日だ！」

・・そうです、入籍手続きに来た新婚さんたちで普段空いている夜間窓口が混んでいたのです。
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いつもなら待っても一組くらいの所に、５〜６組が先にいる訳です。日曜日に駐車場が混んでいたときからおかしいと思ったそうですが、なるほど、そういうことなら合点がいきます。

「俺たち夫婦はいい日いい日に入籍したんだ！」

と言いたいのでしょう。
きっと11月11日という数字がいいのでしょうね。しかもそこが
“川◯市幸（さいわい）区役所”
だったから尚更のこと。

「私たちもっと幸せになれるねー」

と、提出待ちしているカップルから発せられる言葉を、仲間は死亡診断書を握りしめながら聴いていたそうな・・・（彼からは何度も嘆きのLINEが来ました）
彼はとんだタイミングで“幸せ”区役所に行ってしまいました。お気の毒に・・

いい日いい日に火葬許可証を取るのも、なかなかツライものです。次に来る11月22日（いい夫婦）、1月11日（いー夫婦）、4月22日（良い夫婦）も気をつけたいと思います笑。
＊私は絶対に避けます！！

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タグ：火葬許可証　死亡診断書　区役所